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世界のクリスマス④~横浜山手西洋館「エリスマン邸」

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「ベーリックホール」のすぐ近くにある「エリスマン邸」のクリスマスの模様を本日はお届けします。
こちらはオーストリア共和国のクリスマスです。
オーストリア共和国の面積は約8.4万平方キロメートル(北海道とほぼ同じ)で、人口は約850万人となっています。

この国のクリスマスの特色は、クリスマス市があちこちに立ち、とても賑やかになります。
街の中心に大きなアドベントクランツが飾られます。
これは、リースを横にして飾り、その上にキャンドルを4本立てたものですが、クリスマスの4週間前から1本ずつ点灯し、クリスマスには4本のキャンドルが点灯します。
横浜市緑の協会パンフレットより引用




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べーリック・ホールと小道を挟んで移築されているのはエリスマン邸です。

エリスマン邸は、生糸貿易商社シーベルヘグナー商会の横浜支配人として活躍した、スイス生まれのフリッツ・エリスマン氏の邸宅として、大正14(1925)年から15(1926)年にかけて山手町127番地に建てられました。
設計は、「現代建築の父」といわれるチェコ出身の建築家アントニン・レーモンドです。

当時は木造2階建て、和館つきで建築面積は約81坪。
屋根はスレート葺、階上は下見板張り、階下は竪羽目張りの白亜の洋館でした。
煙突、ベランダ、屋根窓、上げ下げ窓、鎧戸といった異人館的要素をもちながら、軒の水平線の強調など、設計者レーモンドの師匠である世界的建築家F.L.ライトの影響も見られます。
横浜市緑の協会・よこはまNaviより引用


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展示のコンセプトは”煌きの花で飾るオーストリアのクリスマス”
スパイスや木の実の香り漂うリースやツリーを飾り、ウィーン、ザルツブルク、インスブルックのクリスマスを演出します。
金銀で創る煌きの花をちりばめたテーブル装飾やインテリア。
これはハプスブルク帝国の女帝マリアテレジア、その娘として、アリーアントワネット、皇妃エリザベートをイメージした部屋の演出です。
横浜市緑の協会パンフレットより引用


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この部屋は何だったかなぁ・・・
ほんの一瞬だけ人波が途絶えた瞬間を狙いましたので、あまり記憶に残っていません(;'∀')


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何だか煌びやかな装飾品ですね。


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これって王冠?


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これもまた煌びやかですね。


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これはマリーアントワネットに関するものですが、何しろ混んでいてゆっくりと見ることが出来ませんでした(;'∀')


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事務室の扉に飾られていたリースで、このカットを最後に「エリスマン邸」を辞しました。
あまりの人の多さに辟易したのも事実ですが、いささかお疲れモードとなってしまったようでした。
この時点であと3館残っていましたが、「回る元気があるかな?」とやや消極的になっていた私です。


さて、明日は「山手234番館」のクリスマスの模様をお届けします。
お楽しみに♪

by zeiss1221 | 2015-12-22 00:00 | 名所・旧跡