2013年 10月 20日
夕映えの「にっぽん丸」と・・・
前々回は小笠原海運の「小笠原丸」のことを記事にしました。
今回はその時のメインの被写体である「にっぽん丸」が晴海ふ頭で夕暮れを迎えるまでのシーンをお届けします。
「にっぽん丸」は商船三井客船株式会社が所有する外航クルーズ客船で、総トン数は22,472トン、全長は166.6mもあります。
これはレインボーブリッジ上から撮影したもので、晴海ふ頭の客船ターミナルのガラスに反射した光が印象的に思えたので撮影したカットです。
時刻は16時24分で、あと30分もすれば晴海ふ頭に停泊している「にっぽん丸」も夕闇に包まれてしまいます。
撮影地:東京都港区海岸「レインボーブリッジ」
撮影機材:キャノンEOS7D EF-S18-200mm F/3.5-5.6 IS
撮影データ:ISO250 f/10.0AE(SS1/250秒) -0.3EV 200㎜(320㎜相当・C-PLフィルター使用)
撮影年月日:2012年12月8日(土)
(2)
そこへはとバスグループの東京湾クルースが所有するレストラン船の「シンフォニー モデルナ」がやってきました。
総トン数は2,618トンと「にっぽん丸」の12%程度ですが、全長はしれでも半分近くもあります。
奥には東京スカイツリーも視界に入り、何とも豪華な眺めではありませんか。
撮影データ:ISO125 f/10.0AE(SS1/125秒) -0.7EV 90㎜(144㎜相当・C-PLフィルター使用)
(3)
レインボーブリッジをさらに台場方面へと歩いて行きます。
撮影データ:ISO320 f/10.0AE(SS1/200秒) -0.3EV 145㎜(232㎜相当・C-PLフィルター使用)
(4)
後方を振り返ると東京タワーが見えますが、その時、キラリと光るビルの反射に目が行きました。
ちょうど沈みかけた太陽の光が届く位置にモーターボートの姿もあり、「静」の中に「動」を加えることができました。
撮影データ:ISO250 f/10.0AE(SS1/200秒) -0.3EV 110㎜(176㎜相当・C-PLフィルター使用)
(5)
さらに広い範囲を取り込んでみましょう。
時刻は16時46分ですが、日暮が近いとはいえ上空にはまだ青空が残っています。
撮影データ:ISO100 f/10.0AE(SS1/50秒) -0.3EV 20㎜(32㎜相当・C-PLフィルター使用)
(6)
再び「にっぽん丸」が停泊している晴海ふ頭方面を眺めることにしました。
せっかく官公庁船が隣のバースに停泊していますから、そちらにも注目してみました。
撮影データ:ISO125 f/10.0AE(SS1/60秒) -0.7EV 50㎜(80㎜相当・C-PLフィルター使用)
(7)
右から独立行政法人海洋研究開発機構に所属する海洋観測船「白鳳丸」、水産庁に所属する漁業調査船「開洋丸」、独立行政法人航海訓練所に所属する練習船「銀河丸」、左奥に見える船舶は、同じく独立行政法人航海訓練所に所属する練習船「青雲丸」です。
撮影データ:ISO320 f/10.0AE(SS1/200秒) -0.7EV 135㎜(216㎜相当・C-PLフィルター使用)
(8)
太陽の位置がさらに低くなってきました。
あと7分で午後5時を迎えます。
急がないと・・・没する太陽とレインボーブリッジを絡めたカットも撮りたいんですよね・・・ということで急ぎ足~(笑)
撮影データ:ISO320 f/10.0AE(SS1/200秒) -0.7EV 130㎜(208㎜相当・C-PLフィルター使用)
実は、この日は台場で花火大会が予定されていました。
せっかくベストポジションを確保したのに強風であえなく中止・・・
強風が吹きすさぶ中を辛抱強く待っていたのについていませんなぁ(涙)