2013年 06月 24日
Digital Photo Professionalでエラーが・・・
私はキャノンEOSユーザーですから、Digital Photo Professional(以下、DPP)でRAW画像の現像を行います。
直近で撮影した画像は問題がないのですが、過去に撮りためた画像を処理しようとしたらエラーが出るようになってしまいました(涙)
これはデジタルレンズオプティマイザを適用して保存しようとして出たエラー画面です。
(2)
エラーログを見ても、単に「エラーが発生しました」とだけしか情報がありません。
原因がわからなければ手の打ちようもないですよね~。
(3)
で、とりあえずDPPを終了させようとしたら、変更があった画像を保存するかどうか聞いてきますので、「はい」を選択します。
(4)
予想したとおり、画像の保存ができません。
「保存先がロックされている可能性があります」と・・・
別名で保存してもいいのですが、後々のことを考えたらそれも困りものです。
でも、まぁ、大方の予想はつきそうですね。
多分、これはDPPだけの問題ではなく、ファイルとフォルダのアクセス制御の問題ではないかと・・・
そうであれば、エクスプローラでフォルダ、またはファイルを右クリックしてプロパティからセキュリティタブの中味をチェックしましょう。
(5)
ということで、実際に確認してみました。
これはアドミニ権限の画面ですから、御覧のようにすべてが許可、つまり、フルコントロールとなっています。
まぁ、当たり前の話ですよね、アドミニストレータですから・・・(笑)
(6)
で、これが通常使用するユーザーの画面です。
「変更」と「書き込み」が許可されていません。
これでは画像ファイルに変更を加えて保存しようにも、それが出来ないのは当たり前の話ですよね。
それでは、実際に許可されるように変更を加えてみましょう。
まず右下の方にある「詳細設定」のボタンをクリックします。
(7)
すると、アクセス許可を行う画面が立ち上がります。
(8)
この画面で「変更」と「書き込み」のところにチェックを入れて「OK」または「適用」をクリックすれば作業は完了です。
ということで、無事にDPPで画像処理を加えて保存がまともにできるようになりました。
このやり方はほかのソフトで発生した同様な事象にも適用ができます。
なお、これはWindows7での画面ですから、XPやVista,8では違った表示になると思われます。
同じことでお困りの方はお試しになってはいかがでしょうか?
あくまでも自己責任でね!