2013年 02月 04日
「近江日野商人」 発祥の日野町を訪れる
近江の国を訪れたのはこれで2回目ですが、昨年訪れることができなかった日野町が今回の最大の目的地でした。
近江八幡から車を走らせること50分、念願の日野町に到着しました。
最初に訪れたのは歴史民俗資料館「近江日野商人館」です。
ここは旧山中兵右衛門邸で、昭和56年に日野商人の一人である山中兵右衛門氏が町へ寄贈した由緒ある建物です。
ある意味でここが近江商人のことや、展示物がわかりやすく感じました。
整然としていると言いますか、きめ細やかな配慮がされていたことが好ましく思えたのでしょうね。
では、門をくぐって中に入ることにしましょう。
(2)
中では「手鞠」の特別展が開催されていました。
色とりどりの手鞠が一堂に会していたのが印象的でした。
気に入った番号の手鞠を投票用紙に書いて応募すると、運が良ければ送られてくるとか・・・
さっそく応募してきました。
(3)
近江八幡や五個荘では、商家に伝わるお雛様の展示が始まっていました。
でも、この日野町では2月10日から「日野ひなまつり紀行」が開催されるとのことでした。
この歴史民俗資料館「近江日野商人館」では一足先に展示されていましたが、実際にはまだ準備中とのことでした。
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この日野町では資料館だけではなく、200軒ある民家でもお雛様を公開するそうです。
ただし、個人宅ですから、ずかずかとご自宅に入るわけにもいきません。
桟敷というのぞき窓(?)のような箇所から中を拝見するような形式だそうです。
(5)
一か所だけ実際に桟敷から見ることができましたのでレポートします。
このようにして道路側からお雛様を拝見するわけなんです。
それが200軒もあるというのですから驚きですね。
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商家の内部ですが、実際には手前にあるような展示物は店頭にはないですよね。
観光客に往時の姿を見ていただくように展示されているわけです。
ここは観光案内所の「日野まちかど感応館」で、他では見られないような土産品を手に入れることができます。
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さて、日野町に着いたのはお昼時でしたので、まずは腹ごしらえです。
「レストラン岡崎」でいただいたのは「近江牛肉づくし御膳」(1,890円)でした。
運ばれてきたときは「量的に少ないかな?」と思いましたが、味も良くて満足しました♪