2013年 01月 30日
ノートPCのHDDをSSDに換装!
私が持っているノートPCはHP Pavilion Notebook PC dv2です。
12.1インチの液晶画面を持つモバイルPCで、購入した当時は7万円近くした代物です。
まだ、モバイルPCが10万円程度した当時としては、安さを感じさせてくれました。
いざ買って使ってみると、とにかく動きはモッサリとしていましたが、まぁ、こんなものだろうと思っていました。
OSはViataだし、CPUはAMD Athlon NEOというシングルコアではたかが知れています。
やはりデスクトップの方が速いしパワフルだし(当たり前ですが・・・)、自然と使う機会は減っていきました。
でも、折角ですから息を吹き返させてあげたいと思うのが人情であります。
とにかくOSの起動速度を上げるには、内蔵ハードディスク(以下、HDD)をSSDに換装するのが一番です。
ということで、早速作業開始であります♪
(2)
とにかくシングルコアのCPUでは、システム評価のWindows エクスペリエンス インデックスが3.1と低い値となっています。
まぁ、小型PCですから発熱量の大きなパワフルなCPUが積めないのは分かっているんですけれどね~。
(3)
換装するSSDは、数日前に秋葉原で購入したSAMSUNGの840シリーズです。
交換作業前にやっておかなければいけないことがあります。
それは、現在装着されているHDDのクローンを作成することです。
私はUSB接続の外付けHDDケース(玄立)にSSDを入れ、EASEUS Todo Backup Free 5.5 を使いました。
EASEUS Todo Backupは、今バージョンの5.5から日本語対応となりましたので、とても分かりやすいですね。
1時間ほどでHDDのクローンとなるSSDが出来上がりました♪
(4)
クローンSSDが出来上がったら、いよいよHDDと換装することと相成ります。
PCのHDDが収まっている裏蓋を開けます。
この時、バッテリーを外しておくことは言うまでもありません。
(5)
HDDはアダプターを介してPC本体にビス止めされています。
赤丸で囲った部分の4つのビスを外します。
ビスはなくさないようにね。
(6)
ビスを外したら、次はHDDをPCから外します。
HDDの後端(画面では下側)にある黒いべろ状のもの(実際はHDDに貼り付けてあるシールの一部)を手前にやや力を入れて引きます。
すると、簡単にHDDが接続端子から外れます。
(7)
実際にHDDを外したところです。
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PCから外したHDDをアダプターから外します。
サイドに4か所ビス止めされていますので容易に外せます。
続いてSSDをアダプターに装着します。
(9)
次に、アダプターに装着したSSDをPCに取り付け、裏蓋を閉じて作業完了!
バッテリーを取り付けてからPCを起動します。
新しいハードウエア(SSD)が認識され、呆気なくWindows7が立ち上がりました。
(10)
デバイスマネージャーで確認してみると、換装したSSDがちゃんと認識されています。
まぁ、当たり前といえば当たり前なんですが・・・
(11)
システム評価のWindows エクスペリエンス インデックスを確認しておきましょう。
SSD換装前のHDDのディスク転送速度は5.3でした。
(12)
ところが、SSD換装後のディスク転送速度は7.3に跳ね上がっているではありませんか!
Windowsの起動速度もかなり改善されましたし、SSD換装は大成功でしたね。
作業そのものも時間はかからず、絶大なる効果に気を良くして、次なるステップへと進む私でした。