2012年 06月 01日
居谷里湿原にて
「居谷里湿原」と聞いてピンときた方は少ないことと思われます。
あまり知られていないこともありますが、なかなかいい場所なんですよ。
仁科三湖の一つである木崎湖の東方に位置する居谷里湿原は、幅130m、長さ1.5kmの範囲に亘って広がっています。
昭和46年に長野県天然記念物に指定され、四季折々の美しさがそこにはあります。
春はザゼンソウ、リュウキンカ、ミズバショウに始まり、初夏を迎えるとハナノキやミツガシワが出迎えてくれます。
勿論、広がりを見せる湿原もまたその魅力の一つでもあります。
撮影地:長野県大町市大町「居谷里湿原」
撮影機材:オリンパス・ペン E-PL3 M.ZUIKO DIGITAL 14-42㎜ F3.5~5.6ⅡR
撮影データ:ISO200 f/10.0AE(SS1/100秒) -0.7EV 14㎜(28㎜相当・C-PLフィルター使用)
撮影年月日:2012年5月12日(土)
(2)
これは湿原の入り口にあたる場所で、木々が列をなして迎えてくれます。
ちょうど日曜画家の人たちが数人、この木々の列をモチーフにして描いていました。
撮影機材:オリンパス・ペン E-PL3 M.ZUIKO DIGITAL 14-42㎜ F3.5~5.6ⅡR
撮影データ:ISO200 f/10.0AE(SS1/80秒) -0.7EV 14㎜(28㎜相当・C-PLフィルター使用)
(3)
細い水の流れがあって、そこには黄色いリュウキンカ(立金花)が咲いていました。
名前の由来は,花茎が立っていて金色の花をつけるからだとのことです。
この五枚の花弁に見えるものは萼片です。
撮影機材:オリンパス・ペン E-PL3 M.ZUIKO DIGITAL 14-42㎜ F3.5~5.6ⅡR
撮影データ:ISO200 f/11.0AE(SS1/60秒) -1.3EV 14㎜(28㎜相当・C-PLフィルター使用)
(4)
湿原の周囲には遊歩道が整備されていて、一時間ほどのんびりと自然を愛でながら散策することができます。
この期に及んでも、まだまだ桜にこだわるZEISSメにござりまする。
桜の種類は???ですが、一応は山桜の類だと思われ・・・
撮影機材:オリンパス・ペン E-PL3 M.ZUIKO DIGITAL 14-42㎜ F3.5~5.6ⅡR
撮影データ:ISO200 f/11.0AE(SS1/100秒) -1.0EV 22㎜(44㎜相当・C-PLフィルター使用)
(5)
遊歩道をぐうるりと回って、車道(未舗装)に出て見つけた眺めです。
奥行きがあっていいなぁ!と感じて撮影したカットです。
撮影機材:オリンパス・ペン E-PL3 M.ZUIKO DIGITAL 14-42㎜ F3.5~5.6ⅡR
撮影データ:ISO200 f/11.0AE(SS1/50秒) -1.3EV 29㎜(58㎜相当・C-PLフィルター使用)
(6)
これはミツガシワです。
ミツガシワは北方の湖沼に生える抽水植物で、水位変動の少ない淡水の池に生育します。
尾瀬沼や乗鞍高原の一之瀬園地でも見ることができます。
撮影機材:オリンパス・ペン E-PL3 M.ZUIKO DIGITAL ED40-150㎜ F4.0~5.6R
撮影データ:ISO200 f/11.0AE(SS1/200秒) -0.7EV 53㎜(106㎜相当)
(7)
道路に戻って空を見上げれば、カラマツの新芽と気持ちの良い青空がそこにありました。
何と清々しい眺めなんでしょうか。
撮影機材:オリンパス・ペン E-PL3 M.ZUIKO DIGITAL 14-42㎜ F3.5~5.6ⅡR
撮影データ:ISO200 f/11.0AE(SS1/40秒) -0.7EV 14㎜(28㎜相当・C-PLフィルター使用)
(8)
湿原の駐車場まで戻ってきました。
そういえば、ここで生活(別荘かな?)している人たちもいらっしゃるんですよね。
夜は静かすぎて怖いような気もしますが・・・
ビビリな私にはここで生活するのは無理かな?(笑)
撮影機材:オリンパス・ペン E-PL3 M.ZUIKO DIGITAL 14-42㎜ F3.5~5.6ⅡR
撮影データ:ISO200 f/10.0AE(SS1/80秒) -0.7EV 22㎜(44㎜相当・C-PLフィルター使用)