2012年 03月 07日
近江商人のルーツを探る
滋賀県東近江市五個荘は近江商人発祥の地として知られています。
この「近江商人博物館」では、天秤棒一本で豪商になった近江商人について紹介されています。
近江商人屋敷が集まる金堂からは少し離れた位置に建っていますが、一見の価値はありますよ。
私は近江商人屋敷四館とここ「近江商人博物館」のセット券を購入していましたので迷わずに立ち寄りました。
折しも雪が激しく降ってきましたので、ちょうど休みにもいいタイミンでしたし・・・
この写真ではいいお天気で写っていますが、これは「藤井彦四郎邸」を辞した後の通りががりに撮影したカットなのでありまする。
ということで、エレベーターで三階まで昇っていくことにします。
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エレベーターで三階まで昇って受付を済ませて、早速展示スペースへと入っていきます。
博物館ですから原則的に撮影は禁止されていますが、体験コーナーとお雛様の展示場は撮影OKとなっていました。
さて、これは商家の帳場を再現したものです。
正面の暖簾に「春 夏 冬」と書かれていますね。
秋がないわけですが、つまり秋ない・・・商いと読み替えるのは有名な話です。
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これが近江商人の旅姿です。
天秤棒を担いで全国を行脚した近江商人の往年の姿が目に浮かびますね。
因みに、この絵は博物館ではなく、金堂の近江商人屋敷で撮影したものです。
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近江商人屋敷には近江商人のブロンズ像が置かれていますが、それと見比べても全く同じです。
まぁ、当たり前の話ですが・・・
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さて、五個荘っをバスに乗って訪れると、「プラザ三方よし」のバス停で下ります。
その「プラザ三方よし」は観光案内所兼土産物屋になっていて、情報を得たりお土産を買うこともできます。
始めのうちは「三方よしって何だ?」と思いましたが、これを見て「なるほど!」と合点がいきました。
これも博物館ではなく、金堂の近江商人屋敷で撮影したものです。
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博物館には体験コーナーがいくつかあって、これは千両箱を持ち上げることができるコーナーです。
時代劇でよく見かける千両箱ですが、一体どれくらいの重さがあるのでしょうか?
早速持ち上げてみることにしましょう。
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いやぁ、これは実に重いっす!
その昔、義賊「鼠小僧次郎吉」はこんな重いものを担いで、家の屋根から屋根へと飛び移ったのですね。
世が世ならオリンピックに出られます♪
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もう一つの展示スペースでは、時節柄お雛様が飾られていました。
曰く、「商家に伝わる雛人形」・・・
近江の国の観光キャンペーンの一環ですが、本当にいいタイミングで訪れたものです。