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近江八幡・旧伴家住宅のお雛様

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前回までの二回は、「五個荘」にある近江商人屋敷に飾られたお雛様などをご紹介しました。
今回は近江八幡にある旧伴家住宅に飾られたお雛様などをご紹介したいと思います。

何の予備知識もなく中に入り、二階に上がって「凄い!」といった言葉が思わず口をついて出てしまいました。
何しろお雛様が合計で11組も一間に飾られていたのですから・・・
この瞬間から「近江の国にあるお雛様を見て回ろう!」という気になったとしても不思議なことではありませんでした。



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この「近江八幡市立資料館」は、市指定文化財の旧伴家住宅です。

「今に残る旧伴家住宅は7代目伴庄右衛門能尹が伴庄右衛門家本家として、文政10年(1827)より天保11年(1840)の十数年をかけて建築したものですが、明治時代になって当時の八幡町に譲渡してから小学校・役場・女学校と変遷しました。
戦後は近江兄弟社図書館として使用され、後に近江八幡市立図書館となり、移転に伴い平成9年にその役目を終了しました。
その後の整備事業を経て、平成16年4月より市立資料館の一部として開館しました。」


*市立資料館は「郷土資料館・歴史民俗資料館・旧西川家住宅・旧伴家住宅」の4館で構成されています。


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旧伴家住宅の全体はこのような感じになっています。


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二階の向かって右側にあるお雛様を写したものです。
25㎜相当の画角を持つレンズをつけたカメラでやっと全体を収めることができました。
それにしても壮観としか言いようがありませんね。


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左側はこのようになっていて、着物も飾られていました。


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部屋全体をカメラに収めることは出来ませんでしたが、概ねこのような感じになっています。
平日で寒かったこともあったのでしょうか、暫くは独り占めしていました♪


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この近江八幡でも「御殿飾り」のお雛様はありました。
もっとも、五個荘でもありましたが、やはり京都に近いからなんでしょうか?
独特の様式ですね。


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お雛様の反対側の窓とを写したものです。
入ってくる自然光は少なく、照明もあまり明るくはありませんのでお雛様の撮影には一苦労します。
それでも最新式のコンデジはよく写りますね。


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二階から郷土資料館を眺めたところです。
この郷土資料館は元々は旧八幡警察署の庁舎で、やはりヴォーリズが手掛けた建築となっています。
関内には考古、民俗、美術工芸品などが展示されています。


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隣の窓には簾がかけられており、そこからの眺めは何とも言えないものがありました。


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これは左義長まつりの山車(だし)です。
左義長まつりは近江八幡に春の訪れを告げるお祭りで、織田信長も盛大に行い、自らも華美な衣装で躍り出たと伝えられています。
近江八幡の三大火祭りの一つで、毎年3月14日、15日に近い土日に開催されます。
今年(2012年)は、3月17日(土)と翌18日に開催されます。


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旧伴家住宅を出て市営小幡駐車場の一角にある「あきんど公園」から旧伴家住宅を眺めたところです。
旅行の最終日、しかも夕方のことで私の影が写っています(笑)
さて、どれでしょう???
by zeiss1221 | 2012-03-02 22:00 | 名所・旧跡