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水郷・近江八幡

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さて、今日から近江八幡の魅力を余すことなく・・・と言うと大袈裟か・・・お伝えしたいと思います。
近江八幡は水郷の街としても有名で、市内にはこのような掘割(運河)があります。
シーズン中はここを船(観光用のものですが・・・)が行き交う場所となっています。

左手に見える樹木はソメイヨシノですから、花が咲くころはさぞや華やかなんだろうなと思いますね。
うーん、また訪れたい!
そんな気にさせる近江八幡は、やはり懐が深い街です。




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近江八幡は水運に恵まれている上に、東海道や中山道に近いといった地の利があります。
江戸時代には多くの近江商人を輩出し、果ては海外にも進出したと聞いております。
その基盤をつくった豊富秀次がこの運河を拓き、それに沿うような形で商家が軒を連ねたそうです。


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その面影は今も残っていて、この運河周辺を散策するのは大変楽しいものです。
二日間に亘って何度も通りましたが、決して飽きることはありません。
朝、昼、夕方と貌を変えるが如く、その魅力は色褪せることがないようです。


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二枚目からこの四枚目までは、ほぼ同じような場所から撮影しています。
橋の上から狙ったり、堀端まで下りて狙ったりと、条件や時間帯を変えることで雰囲気も違ったものになると思います。


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この運河(八幡堀)は、豊富秀次が琵琶湖を行き交う船を呼び寄せる目的で約400年前に拓いたものです。
近江商人の台頭や街づくりに大きな貢献をし、近江独特の様式を生み出したとさえ言われています。
今ではTVドラマや時代劇のロケ地としても知られています。


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さて、先ほどは同じような被写体を狙っても、条件を変えることで違った雰囲気になると書きました。
ちょっと実験してみましょう。
八幡堀に浮かぶ観光船と白壁の土蔵をモチーフとして、まずは水面の映り込みを重視して撮影したカットがこれです。


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続いて、夕日に照らし出された土蔵と船をバランスよく配置して撮影してみました。
まとまっていると言えばまとまっていますが、ある意味で平凡というか平板ですね。


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では、これでどうでしょう?
土蔵はフレームに入れずに、露出を切り詰めて船体に反射する夕日を強調してみました。
手前の船に付いている目障りな船外機を、構図外へ追いやることで作品の出来上がり~!!

嗚呼、自己満足の世界(笑)
自己満足のZEISSワールドはさらに続くのでありまする~♪
by zeiss1221 | 2012-02-19 20:40 | 名所・旧跡