2011年 02月 27日
マンサクの花
埼玉県和光市にある「和光樹林公園」のマンサクの花が満開になりました。
マンサクが何本植えられているのか数えたことはありませんが、通路に沿って植えられていますので見応えがあります。
これは公園の入り口近くから狙うことで、緩い上り坂を利用して人物や人工物を排除し、どこまでもマンサクの花が咲いているかのようなイメージを描きました。
撮影地:埼玉県和光市「和光樹林公園」(共通)
撮影機材:キャノンEOS7D EF70~200㎜ F/4.0L IS USM(共通)
撮影データ:ISO100 f/11.0AE(SS1/50秒) -0.7EV 200㎜(320㎜相当)
撮影年月日:2011年2月27日(日)
(2)
マンサクとは「まず咲く」という意味で、春が近づくと枯れ木の中に黄色い花をいち早くつけます。
このシナマンサクは花が咲く時期にも褐色の枯れ葉が残っている場合が多く、それが普通のマンサクと異なる点ですね。
画面では枯葉が写らないように構図を決めていますが・・・
撮影データ:ISO100 f/10.0AE(SS1/200秒) 0.0EV 200㎜(320㎜相当)
(3)
黄色い色はまさに「春色」ですね。
ぐっと近づいて前ボケを活かして「春色」を強調してみました。
撮影データ:ISO100 f/4.0AE(SS1/1000秒) 0.0EV 70㎜(112㎜相当)
(4)
ここには赤い花のマンサクも2本あって、黄色い花の中にもアクセントがつけられるようになっています。
撮影データ:ISO100 f/11.0AE(SS1/125秒) -0.3EV 150㎜(240㎜相当)
(5)
花に近づいてみると実に面白い形をしているのが分かります。
まるで「錦糸卵」のように思えてしまいます。
撮影データ:ISO100 f/4.0AE(SS1/1000秒) 0.0EV 200㎜(320㎜相当)
(6)
これはアカバナの花をアップにしたものですが、ちょっと違いがあるようです。
撮影データ:ISO100 f/4.0AE(SS1/500秒) 0.0EV 200㎜(320㎜相当)
(7)
まだ午前中の比較的早い時間帯に訪れましたから、このようなカットも撮ることが出来ました。
公園ですから余程のことでもないと、必ずと言っていいほど人物がフレームインしてしまいます。
撮影データ:ISO100 f/9.0AE(SS1/125秒) -0.3EV 70㎜(112㎜相当)
(8)
青空を入れて順光線で狙うのもいいものです。
ただ、背後には高圧鉄塔と電線があって、これ以上広く取り込めないことが残念で仕方がありません。
撮影データ:ISO100 f/11.0AE(SS1/125秒) -0.3EV 70㎜(112㎜相当)
(9)
和光樹林公園にはソシンロウバイ咲きます。
花期は終わりを告げつつありましたが、引きの構図で何とか・・・
背景は当然(?)のことながら、マンサクを選んでいます。
撮影データ:ISO100 f/4.0AE(SS1/1250秒) -0.3EV 200㎜(320㎜相当)
(10)
折角中間リングを持ってきたのですから、ロウバイの花をアップにしてみましょう。
これだけ寄ると、背景となるマンサクの花はレモンイエローにふわっとぼけてくれます。
撮影データ:ISO100 f/4.0AE(SS1/1000秒) 0.0EV 121㎜(182㎜相当・12㎜中間リング併用)
(11)
このカットはトップ画像のほぼ反対側から狙ったものです。
公園の入り口方面へレンスを向けていますからなかなか人の波が途絶えませんが、それでも辛抱すればこのような一瞬が訪れてくれます。
ただ、人がエリアにいるときはレンズは向けない方がいいと思います。
私はそのような場面に直面したことはありませんが、昨今は写真撮影時にも何かとトラブルに見舞われることがありますから・・・
いずれにしましても撮影しにくい環境となりつつありますね。
撮影データ:ISO100 f/11.0AE(SS1/100秒) -1.3EV 121㎜(182㎜相当)