上野東照宮ぼたん苑にて(2016年)②

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上野東照宮ぼたん苑の第二弾です。
今回はその演出の仕方について考察してみることにします。

若い職人さんが入ったせいか、昨年は奇抜な演出に驚かされました。
何と、和傘を逆さまにして地面に突き刺していて、呆気にとられてしまいました。

さて、今年はどうだったのでしょうか?
これはぼたん苑の入口から中を覗いたところですが、和傘の演出はまずまずだと言っておきましょう。
で、実際に苑内に入ってみると・・・




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まぁ、統一感はありますから、和傘の演出そのものは特に問題はないでしょう。


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入ってすぐ左側では冬ぼたんが綺麗に咲いていました。
背後でぼけているのは和傘で、これはこれでいいのではないでしょうか?

ところが、昨年に引き続いてこの花の先にクリスマスローズが植えられていることには失望しました。
ほかの場所でもパンジーや名も知らない西洋の花がところどころに植えられています。
昨年も書きましたが、純粋たる和の世界に洋の花を持ち込む神経が私には理解できません。


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まぁ、こういった演出はいいでしょう。
何しろ花が少ない時期ですし、梅に見立てての演出は決して非難されるべきものではないと思います。


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これは特に問題はないと思われるかもしれません。
ところが、藁囲いの頭を黒い紐で結わえているのはいけません。
ここは藁で編んだ縄で結わえるべきものだと思います。


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藁で編んだ縄で結わえられているものもありましたが、いささか雑ですね。
数年前まできちんとした形で結わえられている姿を見慣れていると、ただ結わえただけのものは痛々しく感じられます。
古くからの様式に従って結わえなおしていただきたいものですね。


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やや奇抜な感じもしますが、これはこれでいいのかもしれません。
樽(?)に植えるといった発想には意表を突かれましたが、特に嫌みな感じはしませんでした。
コンデジやスマホなどで撮る方にとっては都合のいいい演出だと思われます。


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まぁ、総合的には不満が残る演出方法ですが、来年からは改善されることを強く望みます。
もし、来年も同じような演出であった場合は足が遠ざかることになるでしょうね。
日本の素晴らしき伝統を悪い方向へと崩さないでいただきたいと願う次第です。


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by zeiss1221 | 2016-01-09 12:00 |