野反湖を彩る高山植物

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野反湖は標高1,500メートルに位置しますから、周囲は高山植物の宝庫となっています。
休憩舎からほど近い八間山のガレ場には、高山植物の女王と呼ばれているコマクサ(駒草)が咲きます。
今年は全般的に花の開花が早いせいか、私が訪れたときは既に花期は終わりを告げていました。

コマクサはケシ科コマクサ属の植物で、中部以北の本州や北海道の高山帯に自生しています。
特に花崗岩の山や火山に多く分布し、陽当りの良い反面冷涼な気候の砂礫地に生育します。
なお、この八間山に咲くコマクサは近年になって植栽されたものです。

撮影地:群馬県吾妻郡中之条町六合(くに)「野反湖周辺」
撮影機材:オリンパス・ペン E-PL3 M.ZUIKO DIGITAL ED40-150㎜ F4.0~5.6R+UVフィルター
撮影データ:ISO200 f/8.0AE(SS1/500秒) ±0.0EV 150㎜(300㎜相当)
撮影年月日:2013年7月12日(金)






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八間山のガレ場に咲くコマクサは、このように野反湖を見下ろせる場所で咲きます。
コマクサと湖を絡めて撮影できる場所は、そうそうあるとは思えません。
なかなかいいロケーションですよね?(天気さえ良ければなぁ・・・)

撮影機材:オリンパス・ペン E-PL3 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ+UVフィルター
撮影データ:ISO200 f/10.0AE(SS1/320秒) ±0.0EV 19㎜(38㎜相当)



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これはウスユキソウ(薄雪草)で、エーデルワイスの仲間です。
キク科ウスユキソウ属に属する高山植物で、北海道から九州にかけての低山帯から亜高山帯にかけて分布しています。
茎・葉ともに白い綿毛でおおわれた様子を薄雪にたとえて名づけられました。

撮影機材:オリンパス・ペン E-PL3 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ+UVフィルター
撮影データ:ISO200 f/10.0AE(SS1/160秒) ±0.0EV 31㎜(62㎜相当)



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ハクサンフウロ(白山風露)はフウロソウ科の植物で、日本固有種となっています。
本州の東北地方から中部地方にかけて分布し、特に亜高山や高山の湿った草地に生育します。
石川・岐阜両県にまたがる白山に因んで名づけられましたが、 分類上はエゾフウロ(蝦夷風露)の変種とされています。

撮影機材:オリンパス・ペン E-PL3 M.ZUIKO DIGITAL ED40-150㎜ F4.0~5.6R+UVフィルター
撮影データ:ISO200 f/10.0AE(SS1/200秒) ±0.0EV 150㎜(300㎜相当)



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イブキトラノオ(伊吹虎の尾)はタデ科イブキトラノオ属の多年草で、北海道から九州の山地帯から高山帯に分布しています。
花の色は通常は白かごく淡い淡紅紫色ですが,地域によっては淡紅紫色ばかりのところもあるそうです。
特に伊吹山に多く、花穂を虎の尾に見立てたことから名づけられました。

撮影機材:オリンパス・ペン E-PL3 M.ZUIKO DIGITAL ED40-150㎜ F4.0~5.6R+UVフィルター
撮影データ:ISO200 f/5.2AE(SS1/640秒) ±0.0EV 114㎜(228㎜相当)



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イブキトラノオに蝶がやってきていました。
向かって左側がツマグロヒョウモンで、右側がダイミョウセセリでしょうか?
ちょっと自信がありませんが・・・

撮影機材:オリンパス・ペン E-PL3 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ+UVフィルター
撮影データ:ISO200 f/6.3AE(SS1/640秒) -0.3EV 50㎜(100㎜相当)



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黄色い花はニッコウキスゲですが、紫色の花はヒオウギアヤメ(檜扇菖蒲)です。
ヒオウギアヤメはアヤメ科アヤメ属の多年草で、本州では高山の湿地に自生します。
葉の出方が檜扇(ヒオウギ=ヒノキの薄板を重ねた扇で、古くに宮中などで用いたもの)に似ていることから名づけられました。

撮影機材:オリンパス・ペン E-PL3 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ+UVフィルター
撮影データ:ISO200 f/9.0AE(SS1/200秒) ±0.0EV 28㎜(56㎜相当)



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これはシモツケで、よくシモツケソウと混同されやすい植物です。
シモツケ(下野)はバラ科シモツケ属の落葉低木で、本州(中部以西)~九州の山地草原に自生します。
下野国(栃木県)で最初に発見されたことから、シモツケ(下野)と名づけられました。

撮影機材:オリンパス・ペン E-PL3 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ+UVフィルター
撮影データ:ISO200 f/6.3AE(SS1/640秒) ±0.0EV 34㎜(68㎜相当)



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ジョウシュウオニアザミ(上州鬼薊)はキク科アザミ属の多年草です。
群馬県、新潟県の県境、およびそれに接する福島県、長野県の山域に分布しています。
オニアザミに似ていますが、オニアザミより葉の切れ込みが深くてとげが鋭いのが特徴です。

撮影機材:オリンパス・ペン E-PL3 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ+UVフィルター
撮影データ:ISO250 f/8.0AE(SS1/125秒) ±0.0EV 50㎜(100㎜相当)



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キバナノヤマオダマキ(黄花の山苧環)は、キンポウゲ目キンポウゲ科オダマキ属の多年草です。
ヤマオダマキの距と萼片がクリーム色の変種といわれています。
私も初めてみましたが、この一角だけ咲いており、ほかでは見当たりませんでしたね。
下種な山野草盗掘オジジ&オババに見つかるといけませんので、具体的な場所は伏せておきます。

撮影機材:オリンパス・ペン E-PL3 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ+UVフィルター
撮影データ:ISO200 f/8.0AE(SS1/250秒) -0.3EV 33㎜(66㎜相当)



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ミヤマヤナギ(深山柳)が種を包んだ真っ白な綿毛が印象的でした。
ミヤマヤナギはヤナギ科ヤナギ属の落葉低木で、 北海道、本州(中部以北)の高山、亜高山に分布しています。
花が終わる頃には、写真のように綿毛を出して種を包むようになります。

撮影機材:オリンパス・ペン E-PL3 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ+UVフィルター
撮影データ:ISO200 f/8.0AE(SS1/160秒) -0.3EV 33㎜(66㎜相当)


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by zeiss1221 | 2013-07-17 16:48 |