2012年 12月 13日
「にっぽん丸」晴海ふ頭に着岸
レインボーブリッジをくぐり終えた「にっぽん丸」は、タグボートを従えてなおも進んでいきます。
総トン数は22,472トンながらも、その威風堂々とした姿が何とも言えません。
もう暫く前へ進んだら、やがて転回するシーンを見ることが出来る筈です。
撮影地:東京都港区海岸「芝浦南ふ頭公園」
撮影機材:キャノンEOS7D EF-S18-200mm F/3.5-5.6 IS
撮影データ:ISO160 f/10.0AE(SS1/320秒) -0.3EV 170㎜(272㎜相当・C-PLフィルター使用)
撮影年月日:2012年12月8日(土)
(2)
左前方の三角屋根の建物のある場所が晴海ふ頭です。
着岸態勢まであともう少しですね。
撮影データ:ISO100 f/10.0AE(SS1/125秒) -0.3EV 32㎜(51㎜相当・C-PLフィルター使用)
(3)
いよいよ転回する地点に到達しました。
船尾についていたタグボートがゆっくりと「にっぽん丸」の船体をプッシュし始めました。
撮影データ:ISO200 f/10.0AE(SS1/320秒) -0.3EV 200㎜(320㎜相当・C-PLフィルター使用)
(4)
ちょうど真横を向いた状態となりました。
これが船首からふ頭に突っ込む形だとこういう訳にはいきません。
撮影データ:ISO100 f/10.0AE(SS1/200秒) -0.3EV 135㎜(216㎜相当・C-PLフィルター使用)
(5)
なおもタグボートはプッシュし続けます。
そもそもタグボートは船舶の安全な離岸・着岸や海洋構造物を移動させるため、船舶等を押したり引いたりする作業船です。
それゆえに引船(ひきぶね)、曳船(ひきぶね・えいせん)、あるいは押船(おしぶね)と言った呼び名もあります。
船体を船舶等に直接接触させて押すこともあるため、外周には防舷物として古タイヤや樹脂などの緩衝材を設けています。
撮影データ:ISO125 f/10.0AE(SS1/320秒) -0.3EV 200㎜(320㎜相当・C-PLフィルター使用)
(6)
タグボートのエンジンは自身の船体を動かすだけでなく、遥かに大きくて重い船舶や構造物を動かす必要があります。
そのために、その船体のサイズの割には分不相応な強力なエンジンを搭載しています。
また、港湾で活躍するタグボートは小さな船体に機動性が求められていて、スクリューは特殊な構造が用いられて舵の機能を持たせたものが多くなっているそうです。
撮影データ:ISO100 f/10.0AE(SS1/250秒) -0.3EV 145㎜(232㎜相当・C-PLフィルター使用)
(7)
晴海ふ頭に無事着岸しました。
明日(12/9)は正午に晴海ふ頭を出港します。
また来ようかな?・・・しかし、二日続けて通おうとは「あんたも好きね~!」(笑)
撮影データ:ISO160 f/10.0AE(SS1/320秒) -0.3EV 200㎜(320㎜相当・C-PLフィルター使用)