私の「銀河鉄道の夜」

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私は岩手県が生んだ童話作家であり、また、詩人でもあった宮沢賢治が大好きです。
その中でも「銀河鉄道の夜」は、賢治の心象風景というか、亡き妹トシの面影を追い求めて書かれたものと言われています。

賢治の最大の理解者であった妹トシが亡くなって、一年ほど経ってから賢治は「風林」という詩を書きました。
その詩には、「トシが天の木星にいるのかもしれない」と書かれています。
そしてその年の7月に賢治は樺太へ渡り、樺太鉄道に乗って北方へと向かったのでした。




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では、なぜ賢治は北へと向かったのでしょうか?。
それは、北極が天の木星に最も近いと思ったのだと考えられます。
でも、実際にはこの時代には北極へ行くことなどは無理ですので、列車で行けるところまで行こうと思ったのでしょう。


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そういったことを考えながら「銀河鉄道の夜」を読むと、以前感じたこととかなり違う印象となることに気づきます。
前提なしに読めば、死んだ友人の面影を追って銀河鉄道に乗るような話に思えてしまうのですが・・・
賢治の童話には、ストレートに読んだ場合と、背景を探って読むとさらに深く思える作品が数多くあるような気がします。

岩手県花巻市にて撮影


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さて、銀河鉄道といえば、こういったものもありますね。
漫画家の松本零士さんと西武鉄道、練馬区などが共同で取り組んだ「銀河鉄道999のデザイン列車」です。
「松本零士先生が大泉学園在住で、練馬区の名誉区民なんです。その先生の『子供たちの夢に出てきそうな電車を走らせたい』という思いで実現した企画です」(西武鉄道広報部)


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言わずと知れたメーテルです。
まぁ、美人なんでしょうけれど、私は個人的にはオタヌキ様が好みでして・・・(笑)


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こちら側の顔は車掌さんですね。
って、私は実は「銀河鉄道999」って読んだことがないんですよ。
やはり、賢治の「銀河鉄道の夜」があまりにも秀逸なため、そのイメージを大切にしたいからかな?

西武鉄道西武球場前駅にて撮影
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by zeiss1221 | 2011-05-26 21:09 | その他