2011年 02月 15日
霧氷
雪もやんだことですし、朝の冷え込みからして見ることが出来るかな?と密かに願っていました。
川沿いだと霧氷が出現する可能性って高いんですよね。
福寿草園へと急ぎたい気持ちを抑えて、暫し旧吉田町(現、秩父市)での撮影と相成りました。
撮影地:埼玉県秩父市吉田(旧秩父郡吉田町:ラスト2枚を除く)
撮影機材:CANON EOS7D TAMRON AF18-270㎜ f/3.5-6.3 DIⅡ VC PZD(共通)
撮影データ:ISO100 f/10.0AE(SS1/125秒) 0.0EV 42㎜(67㎜相当)
撮影年月日:2011年2月13日(日)
(2)
実は、霧氷の撮影をしたのはこの時が初めてでした。
本音を言えば、連なった山一面に霧氷がついているところを撮りたいところなんですが・・・
この日はそういった場所へ行っている時間的な余裕がありませんでした。
勿論、福寿草の咲き具合と雪の状態が気になったこともありますが、日が昇るに連れて霧氷が消えてしまう恐れもあったんですよね。
折角のチャンスを無為にしてしまうのもどうかな?とも考えてこの場所を選んだことは確かです。
撮影データ:ISO100 f/10.0AE(SS1/160秒) 0.0EV 76㎜(122㎜相当)
(3)
背景の低い山に生えている木々にも霧氷が付着しているのが分かりますね。
サイド光ですとこのような描写は可能ですが、逆光に近いとなかなか難しいものがあります。
画像は青白く見えますが、色温度を3800度Kに設定してRAW画像を現像して得られた結果です。
撮影データ:ISO125 f/10.0AE(SS1/100秒) 0.0EV 59㎜(94㎜相当)
(4)
1枚目と2枚目の木を中心にして、かなり左側に寄ってサイド光で捉えてみました。
逆光ほどの輝きは得られませんが、立体感が最も得られる光線がサイド光です。
撮影データ:ISO125 f/10.0AE(SS1/125秒) 0.0EV 66㎜(106㎜相当)
(5)
霧氷がなければただの葉が落ち尽くした樹木ですが、かくも美しいものかと驚嘆しますね。
やはり自然が作り出す造形は美しさが際立つと思います。
撮影データ:ISO125 f/10.0AE(SS1/250秒) 0.0EV 142㎜(227㎜相当)
(6)
何だか霧氷に夢中になってしまった私ですが、ここで我に返りました。
「いかん、ここでこれ以上時間を使う訳にはいかない!」と・・・
でも、もっといろいろと撮っていたかったなぁ、という思いもありましたが、それは断ち切りました。
撮影データ:ISO100 f/10.0AE(SS1/200秒) 0.0EV 142㎜(227㎜相当)
(7)
福寿草園へと至る道は積もった雪の下は凍結しています。
勿論、私はこのような道で車を走らせる運転テクは持っていません。
友人が運転する車の助手席でぬくぬくでありました(笑)
撮影データ:ISO200 f/10.0AE(SS1/500秒) 0.0EV 270㎜(432㎜相当)
(8)
福寿草園へ向かって歩いている時に目に飛び込んできたものです。
杉木立に積もった雪が地上へと落ちる際に、細かく砕けて太陽に輝いている瞬間です。
本音を言えば縦位置で撮りたかったところですが、ほんの一瞬の出来事でしたので・・・
撮影データ:ISO500 f/9.0AE(SS1/200秒) 0.0EV 130㎜(122㎜相当)